セラミック治療とは
一般的には、歯の白さや歯並びといった美しさに焦点を当てた歯科医療のことをセラミック治療といいます。そのため、「見た目の美しさだけを追求する特別な治療」をイメージされるかもしれませんが、大切なことは、歯並びとお顔との調和、そして、歯本来の機能をしっかりと考えた治療を行うことにあります。
つまりセラミック治療というのは、一般歯科の技術に加えて、歯科医師のデザイン力やカウンセリング力、また臨床経験が必要な治療分野です。当院では、患者さんのご要望に合わせた見た目を追求するのはもちろん、噛み合わせや咀嚼といった機能面も重要視しています。
セラミック治療はこんな方にオススメ
- 歯を美しく、白くしたい
- 歯の形が気になっている
- 銀歯が目立つのが嫌
- 短期間で歯並びを整えたい
当院では、実物をみながら詰め物を選んで頂けます
虫歯治療時の詰め物は、金属製のものが多くて一般的でした。近頃では、様々な材料が用意され患者様のご予算やニーズにあわせて特徴のある詰め物を選んで頂くケースが増えています。
実際の模型に触れながら、ゆっくりと選べる。
それがどういったメリット、デメリットを兼ね備えた詰め物なのか、料金はどの程度なのか?十分にご納得頂いた上で治療を受けて頂けるよう、先ず詰め物の選定にあたっては実際の模型に触れながら選んで頂く事を行っております。
長く口の中に入れて使うものだから、目で確かめて確認を頂いた上で治療を受けて頂きたいと当院では考えております。
細かい疑問にも、歯科医師がお答えします。
「どのくらいもつの?」「他の歯への影響は?」「料金は?」など患者様が疑問に思われた点をその場でしっかりと回答致します。必要に応じて、天然歯に近い色合いや耐久性を持つ人工歯や詰め物もご提供しています。また、金属アレルギーの問題や費用面を考えた、お一人おひとりに合った最適な素材をご用意しています。
当院のセラミック治療への想い
定期的なメンテナンスに通っていただくこと」が大切
セラミック治療に関しては、「定期的なメンテナンスに通っていただくこと」をお願いしています。
セラミック治療のメニューには、「保険が適用されるもの」と「自費負担になるもの」があり、それぞれ「5年保証」「2年保証(補綴管理料)」という考えがありますが、美しさや機能が保てるか否かは「ケア次第」だからです。
結果的には歯を削らなければならなくなってしまったら元も子もありません
「保険適用で安く済んだし、まあいいか…」とケアを怠ると、デメリットを受けてしまうのは患者さん自身です。せっかくの機能性が損なわれ、結果的には「歯=自分の体の一部」を削らなければならなくなってしまったら元も子もありません。
治療の成果を長く保ち、快適に過ごしていただくためには、患者さんと私たちが協力し合うことが不可欠ですので、治療を始める前には、そういったことをしっかりご説明させていただいています。
当院のセラミック治療メニューについて
オールセラミッククラウン
従来の差し歯は、金属のフレームの外側に白い加工を施すため、歯と歯肉の境が黒く見えたり、歯に透明感がなく不自然な感じが避けられませんでした。 現在は、金属のかわりにセラミック(ジルコニア)を使用することにより、自然で透明感のある白い歯をつくることができます。金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心です。 |
セラミックインレー
歯の噛む面に詰めた金属や変色してしまった樹脂のかわりに、セラミックを詰める治療です。自然な白さで、治療のあとを目立たなくすることができます。 少し前まで奥歯は金属でもよいと言われる傾向がありましたが、現在では笑うと奥歯まで見えてしまうこともあり、セラミック治療を希望される方も多いです。 |
ラミネートベニア
ラミネートべニアは、歯の表面を少し削り、女性のつけ爪のようにセラミックのシェルを貼り付ける治療法です。歯の形に不満がある場合や、変色がつよくホワイトニングでは対応できない場合に用います。 |
ホワイトニング
当院では、自然で後戻りの少ないホームホワイトニングを行っています。 【ホームホワイトニング】 ホームホワイトニングは、白さが持続し、知覚過敏になりにくいのが特徴です。 |
ホワイトニング後の白さを保つには?
タバコ、コーヒー、お茶、ワインなど、歯に着色するものを控えることが大切です。また、歯の黄ばみの原因は着色だけでなく、加齢により色調が濃くなることや遺伝的な本来の歯の色に戻ろうとすることなども原因となりますので、半年~1年に1度ほど、後戻り防止のためのホワイトニングをおすすめしています。
後戻り防止のためのホワイトニングとしては、ホームホワイトニングを1週間ほど続けていただくことをお勧めします。このケアを定期的に続けることにより、白さを末永く保つことが可能です。